~首里織を未来へ~
「ルバース・ミヤヒラ吟子」遺作展

ルバース・ミヤヒラ吟子作 首里織帯2点
原千絵作 織着尺2点
【大阪会場】 10月8日(木)~10日(土)
       きもの創り玉屋大阪店 にて



 この度は、2018年12月に亡くなられた沖縄県指定無形文化財「本場首里の織物」の技術保持者 ルバース・ミヤヒラ吟子氏の遺作展を開催致します。


 約500年前より琉球王朝で王族や氏族の衣装として受け継がれてきた首里織。
琉球王朝の解体や先の大戦により消滅の危機にありましたが、宮平初子氏の尽力により復興されました。その功績により、初子氏は1998年に「首里の織物」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。


 初子氏の娘である吟子氏は、母より伝統的な技法を受け継いだだけでなく、自らの感性やフランス「ゴブラン国立製作所」での研修で得た経験も活かしながら、新しい今の時代の首里織を発表し続けました。また、沖縄芸術大学の教授として後進の育成にも尽力し、琉球染色の調査も行っていました。


吟子氏の最初で最後の個展となります。多くの方々にご覧頂きたいと願っております。
皆様のご来店をお待ち申し上げております。



*秋の染物の新作も同時発表致します



【大阪会場】 きもの創り玉屋大阪店 (大阪府大阪市中央区本町1-6-18)
       期間 10月8日(木)~10日(土)
       時間 10:00~18:00(初日は14:00から)




 
ルバース・ミヤヒラ吟子作 首里新花倉織帯 「夜光貝」